2010年12月24日金曜日

上海で日中交流会、中国コンクリート製品協会と

 JPCF(日本コンクリート製品フォーラム)は11月23日、中国上海市内で中国コンクリート・セメント製品協会(会長=徐永模氏)と日中コンクリート製品技術交流会を開催した。
 今回の交流会は、23日から26日まで上海新国際見本市会場で開催された国際建設機械専門見本市・バウマ2010上海の視察に合わせて企画されたもので、交流会には日本側から大月隆行団長(ランデス)をはじめ會澤祥弘氏(會澤高圧コンクリート)、前田直之氏(前田製缶)などJPCF実行委員に全国コンクリート製品協会関東支部青経会のメンバーを加えた15名が参加、また中国側からは中国コンクリート・セメント製品協会名誉会長の張樹凱氏や秘書長の孫芹先氏をはじめ、同協会の主要会員社など6名が参加した。
 開会にあたり挨拶した中国コンクリート・セメント製品協会の張名誉会長は「この会を通じて日本の同業者と知り合えることをとても嬉しく思っている。日本は高強度のコンクリートパイル製造技術に優れており、中国では98年に日本の優れたコンクリートパイル製造技術を導入して上海で製造を開始した経緯にある。日本の技術で製造したパイルが中国の建設事業に大きく貢献しているのは素晴らしいことだと思う。今日の機会を契機として今後の相互交流が図られることを期待しており、当協会を窓口に今後更に交流を深めて行きたい」と挨拶した。


 また大月団長は「張会長をはじめコンクリート製品についての日中交流の場を持てることを心より感謝する。日本ではコンクリート製品の耐久性や地球環境問題への対応が新たなテーマとして浮上している。こうしたテーマについて一緒に技術的な協力もしながらコンクリート製品の発展を図ることができたらと思っている。この交流会を通じて双方の友好関係が深まることを心から祈念している」と挨拶した。
 交流会は夕食を交えながら和やかな雰囲気の中で行なわれ、中国国内の建設市場やコンクリート製品需要の動向を中心に情報交換を行なった。(原稿協力:ブロック通信)

2010年8月25日水曜日

JPCF2010開催!!~コンクリート製品に未来はあるか?

 コンクリート製品フォーラム2010は昨年開催された日本コンクリート製品ジャンボリー2009を大幅にスケールアップ。全国コンクリート製品協同組合理事長サミットにおける連合会構想、そして世界のコンクリート製品業界の潮流あるいは日本の国土交通行政の行方をテーマにしたセミナー、さらにはパネルディスカッションや基調講演、新製品・新技術発表会などの企画を通じ、フォーラム参加者ひとりひとりが「コンクリート製品に未来はあるか」について自問自答する場となった。
 恐らくグランドレセプションに集ったおよそ千人の目には、うっすらとかも知れないが確実にコンクリート製品の未来が映ったのではないか。その「未来」をより明確なものにするために、既にJPCF2011が始動を開始した。

 5月26日から28日の3日間にわたり、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールをメイン会場に日本コンクリート製品フォーラム2010(JPCF2010)が開催された。
 フォーラム初日に開催された全国コンクリート製品協同組合理事長サミットでは、出席者全員により全国コンクリート製品協同組合連合会の設立に向けた基本合意がなされた。2日目はフォーラムのメインテーマ「コンクリート製品に未来はあるか」についてパネルディスカッションが行なわれたのに続き、日本コンクリート工学協会会長(当時、現土木学会会長)で岡山大学名誉教授の阪田憲次氏、CPI(Concrete Plant International)編集長の ゲアハルト・クロックナー氏(Gerhard Kloeckner)、衆議院議員で国土交通委員会委員長の川内博史氏という豪華な顔ぶれで講演やセミナーが行なわれた。最終日の新製品・新技術発表会も立見が出るほどの人気で、国内外の最新技術に対する感心の高さを強く印象付けた。


「市場の変化という大きな流れは、そう簡単に変えられるものではない。変えられないものに対してボヤいている暇があるなら、変えられることを変えて行こうじゃないか。業界の現状は長年変えるべきことを変えてこなかったことの結果だ。結果には必ず原因があり、その原因を見つけない限り状況は好転しない。市場の変化に適応していくことが各企業そして業界が生き残る唯一の道ではないか。去年の日本コンクリート製品ジャンボリー2009は懇親の場でしかなかったが、今年は皆で情報交換と討論を行ないオールプレキャストの視点で未来を考え創造する場にしたい」。
 こんな発想から企画された今年のコンクリート製品フォーラム2010。来場者は延べ千人を越える盛況ぶりで、特に2日目に行なわれたセミナーや講演では当初用意した300席が満席となり急遽100席以上増設して対応するするほどの人気となった。またスポンサー企業による展示コーナーではパネル展示の他、会場内に設けられた2つのプレゼンテーションルームで新製品や主力商品のプレゼンテーションが行なわれ、こちらも立見が出るほどの盛況ぶりだった。
 3日目の新製品・新技術発表会でも出足は衰えず、会場に入りきれない人のために発表会の途中でレイアウトを変えて椅子を増設したほど。
 コンクリート製品に未来はあるか? そして、その未来は誰が創るのか? どう創るのか?というコンクリート製品業界共通の課題、そして国内外のコンクリート製品技術に対する感心の高さを印象付ける形となった。
 2日目の夜にはグランドレセプションが催され、開会にあたり挨拶した実行委員の大月隆行氏が「協賛社・後援団体・来賓をはじめ、呼びかけ人・各企業からのサポーターの協力無しにはフォーラムの開催は有り得なかった」と謝辞を述べた上で「私たちの業界は非常に厳しい経営環境の中で日々の業務に取り組み、各地域で奔走している。我々は社会基盤を整備し、安全安心な社会基盤を維持していく責任を課されている。その使命をしっかり受け止めて厳しい中ではあるが、自助共助の精神で共に学んで新しい未来を開拓して行きたい。そして持続可能な社会の実現に貢献して行きたい。共にこの場を活かし、お互いの信頼関係を確認して力を合わせて前進して行こうではないか」とフォーラムに集った仲間に呼びかけた。
 来賓では岡山大学名誉教授の阪田憲次氏、経済産業政務官衆議院議員近藤洋介氏、首都大学東京名誉教授の國府勝郎氏が挨拶した。


 このうち阪田氏はフォーラムの成功を祝した上で、日本のプレキャスト化率が欧米に比べ大きく見劣りしている現状について「いろいろな理由があると思うが、業界がオールジャパンとしてまとまる体制が未だできていないことが大きいのではないか。今回のフォーラムでこれだけのことをやるエネルギーがあるのであれば、是非この機会に皆さんが結束して頑張って欲しい。基調講演で話した通り社会基盤整備を巡る環境は非常に厳しいが、コンクリート製品自体が持つ可能性はまだ十分にあるという気がする。そういうことを強く認識して、各企業単独では無く全国的な規模でまとまり協力してコンクリート製品の特質・特長を活かすような取組みをお願いしたい。本日、会場には多くの大学の先生方が見えているが、そういうことに関しては協力するにやぶさかでないと思う。こういう厳しい時代だからこそ我々は希望を持って頑張りたい」と述べ、業界の結束がプレキャスト化率の向上につながるとの見方を示した。
 さらに近藤氏は「これだけ多くの人々が様々な壁を乗り越えて一堂に会し、業界の課題や将来の夢を語り合うのは素晴らしいことだ。フォーラムを通じて様々な知恵と力が発揮されることを期待する」とフォーラムの成果を称えると共に「鉄であれ化学製品であれコンクリートであれ基礎素材産業は日本の土台であることは間違いない。とりわけコンクリートは長期にわたり使用される素材で、長く使われているがゆえに大変なノウハウの蓄積があるのではないか。経済産業省も国土交通省もこれからは原発・鉄道・水ビジネスなどをシステムとして世界に売り込んで行こうとしているが、日本のコンクリート製品の技術力無くしてこのようなインフラの輸出は実現できない。皆さんの高い技術力をどんどん世界に売ってもらいたいし、国もサポートを行なっていきたい」と述べ、インフラの輸出と並行してコンクリート製品業界が海外に販路を拡大することに期待感を示した。また国内政策では「スマートグリッドという電力需給を自動調整する機能を持ったスマートエネルギーな環境配慮型の新しい街づくりを日本全国で進めたい。コンクリート製品業界を挙げた協力をお願いしたい」と述べた。

 また國府氏は「昨年は辛口の講評をしたが、今年は皆さんの努力により協同組合連合会や業界の未来、世界のコンクリート製品の動向、これからの日本のコンクリート製品業界展望など、昨年のジャンボリーに比べると格段の進歩で参加者も千人と倍増した。フォーラムにこれだけの人が集まったのだから、「未来」はあるに決まっている。元気のある日本を創造し高齢化社会を支えるのはプレキャスト業界であるということを心に命じて欲しい」と業界にエールを送って挨拶を結んだ。
 グランドレセプションでは今回のフォーラムに向けて新たに結成されたザ・コンクリーツ・ジャパンがデビューを飾り、息の合った演奏で会場を盛り上げた。(原稿協力:ブロック通信)

2010年5月25日火曜日

当日配布予定のパンフレットの事前ダウンロードについて

当日、配布する予定のパンフレット(A4版、4ページ)は、以下からダウンロードできます。

当日配布予定のパンフレット ← ここをクリック

当日の受付についてのご案内

いよいよ、日本コンクリート製品フォーラム(JPCF2010)の開催日が近づいてまいりました。

■協賛企業のみなさまへ

ご協賛ありがとうございます。
27日に、展示会場[北辰]にお越しください。
既定数の3-Day Passportをお渡しします。

■ 参加費を振り込まれた方へ

早々のお申し込み、ありがとうございました。
26日に初来場される場合は[桜花]、27日に初来場される場合は[北辰][慶雲]前の[振込済み]受付で、
お名刺をご提示ください。
3-Day Passport (名札兼参加証)をお渡しします。

■クイック申し込みされた方へ

26日に初来場される場合は[桜花]、27日に初来場される場合は[北辰][慶雲]前の[当日精算]受付で、
お名刺をご提示ください。
参加費5,000円と引き換えに、3-Day Passport (名札兼参加証)をお渡しします。

■全国ゴールコン協会総会、全国リボーン側溝工業会総会、理事長サミットに参加される方へ

まだ参加登録をされていない場合は、協会事務局(またはJPCFスタッフ)にお申し出ください。
事務局より予約頂いておりますので、前売り扱い(5,000円)で3-Day Passport (名札兼参加証)をお渡しします。

■ まだ、お申し込みでない方へ

今からでも間に合います!! このブログをご覧になった方への特典として、
簡単に参加登録できる[クイック申し込み]の方法をお知らせします。
ぜひ、今回のJPCF2010にもご参加ください。


[クイック申し込みの方法]

jpcf.quick@gmail.com あてに以下のメールをお送りください。

・件名 参加登録
・本文 ご氏名と会社名、役職のみをご記入ください。

参加登録についてのメールが届きますので、ご覧ください。

2010年5月24日月曜日

国内外のコンクリート製品関連技術発表会のスケジュール

5月28日(金) 9:00~12:10、国際館パミール[紅玉]で開催する国内外のコンクリート製品関連技術発表会のスケジュールは、以下の通りです。
多数のご参加をお待ちしています。

※下表をクリックすると拡大表示されます。

協賛企業プレゼンテーションのスケジュール

5月27日(木) 9:00~17:40、国際館パミールの展示会場[北辰]で開催する協賛企業プレゼンテーションのスケジュールは、以下の通りです。
多数のご参加をお待ちしています。

※下表をクリックすると拡大表示されます。

※チラシでは展示の会場時刻が9:30~となっていましたが、9:00~に変更します。

2010年5月12日水曜日

JPCF2010 相乗開催事業

JPCF2010の相乗開催事業は以下の通りです。各団体には日程のご配慮をいただきありがとうございます。
※下表をクリックすると拡大表示されます。


2010年4月25日日曜日

BAUMAでMr.Kloecknerにご挨拶


4/24、ミュンヘンで開催中の世界的規模の建設資材・製造機械・建設車両見本市「BAUMA2010」(4/19~25)に出展されているCPIブースを訪問し、JPCF2010の講師の一人であるMr.Kloeckner(雑誌「CPI」編集長)に面会、ご挨拶してまいりました。

ご挨拶と言いましても、ドイツ語が話せるわけではないので、通訳さんにお願いして、「ご講演を楽しみにしています。どうかよろしくお願いします。」と伝えてもらいました。とても上機嫌で「日本に行くのを楽しみにしているよ」と、握手をしてくださいました。

Mr.Kloecknerの講演は5/27(木)13:10~15:10、テーマは「世界のコンクリート製品(建築・土木)のトレンド」です。お楽しみに!!

2010年4月8日木曜日

フライヤー(暫定版)を更新しました。

参加登録、呼びかけ人ご承諾、ご協賛、ご後援ありがとうございます。
フライヤー(暫定版)に最新の情報を盛り込みました。ぜひご覧ください。
   ↑
ここをクリック

2010年4月2日金曜日

ご後援ありがとうございます。

3月31日現在、下記の団体より、ご後援いただいております。JPCFの趣旨をご理解賜り、厚くお礼申し上げます。

・NEP工業会 *****
・YACS工業会 ***
・NPO法人 九州コンクリート製品協会 ***
・全国ボックスウォール協会 **
・岡山県エココンクリート製品協同組合 **
・ロードプラス研究会 **
・沖縄県コンクリート二次製品協同組合 *
・レコサール工業会 *
・鳥取県コンクリート製品協同組合 *
・ロングU協会 *
・全国FK式ハンドホール工業会 *
・セーフティロード工業会 *
・愛媛県コンクリート製品協会 *
・SPC工業会 *
・鹿児島県コンクリート製品協同組合 *

(* 一つが一口10,000円)

2010年3月11日木曜日

JPCF.NETのご案内

 日本コンクリート製品フォーラム(JPCF)では、コンクリート製品業界の各団体内で情報交換を活性化し、団体の枠を超えた情報交換を促進するためのバーチャルな場として、コンクリート製品業界の団体・個人が参加できるグループウェアを設置し、試験稼働を行っています。2010930日までを試用期間として、無料で提供しますので、ご活用ください。

・JPCF.NETはごく一般的なグループウェアです。

・JPCF.NETに参加すれば、各団体ごとにグループウェアをもつ必要がなくなります。運用管理の負担軽減、運用費用の低減が可能です。

・各団体ごとの掲示板・ファイル管理(共有フォルダ)、オールプレキャストの掲示板、団体の枠を超えて参加できるJPCF.NET内メール、スケジュール、共通のアドレス帳などの機能があります。

・これらを活用することで、各団体内の情報が共有でき、団体内の情報交流が促進されます。また、団体の枠組みを超えた情報交流が促進され、コンクリート製品業界が活性化します。

詳しくは、JPCF.NETのご案内 をご覧ください。JPCF.NET利用申込書 もダウンロードできます。

各種団体の総会等、JPCF2010に相乗り開催

各種団体の総会をJPCF2010と相乗りで開催しませんか、と呼びかけていますが、
以下の団体の相乗り開催が内定しました。


趣旨をご理解賜り、ありがとうございます。

2010年3月5日金曜日

JPCF2010 協賛・後援・呼びかけ人 続々増殖中!!

JPCF2010の協賛・後援・呼びかけ人、連日、申し込み書が届いています。
ご支援、ご協力、ありがとうございます。感謝感激です。
みなさんのご期待に添えるよう、充実したイベントとなるよう準備を進めてまいります。

各種団体の総会をJPCF2010と相乗りで開催しませんか、と呼びかけていますが、
すでに2団体が決定、ほか2団体も調整中です。

「総会をまとめて開催したら合理的だし、合同懇親会ができれば交流も深まる」と10年以上前から出ていた話が、ようやく実現することになりました。
いろいろと調整すべきことはありますが、なにごとも「実現させる気でかかれば実現できる」ということを実感しています。

2010年3月4日木曜日

講習会「実例に見る、エコロジーコンクリート」のご紹介

 土木学会コンクリート委員会「コンクリート教育研究小委員会」(委員長:宇治公隆 首都大学東京教授)の主催で、コンクリートに関連する計画・設計・施工・維持管理・研究開発の業務に携わる技術者を対象に、資源の有効利用、環境保全の観点から取り組まれているコンクリート技術の最新情報・実例を提供し、将来のコンクリート構造物において如何に環境問題に取り組んでいくかを考える場となることを期待して、以下の講習会が開催されます。

 コンクリートは、今後も社会資本を形成するための主要材料の1つであると考えられますが、環境への配慮を目指す一方で、コンクリートおよびコンクリート構造物に要求される性能を確保するよう、材料、施工の両面からこれまで様々な取組みが行われてきています。

 本講習会では、環境負荷を抑制するために行われている資源の有効利用、すなわち、各種産業廃棄物などのコンクリート材料としての利用において、材料の品質はもとより、その材料を使用して施工した実際のコンクリート構造物を例に挙げながら、材料についての留意点、施工に関連する留意点を講義し、所要の性能を発揮するエコロジーなコンクリートの最新技術を紹介されます。

・主催 土木学会(担当:コンクリート委員会コンクリート教育研究小委員会)

・日 時:2010年3月17日(水)の13:00~17:00

・場 所:土木学会講堂(東京都新宿区四谷1丁目外堀公園内)

・定 員:120名(申込先着順)

・参加費:会員(法人会員も可)5,000円、非会員7,000円

・行事コード:92211/行事略称:コンク実務者教育講習会

・プログラム:

司会 大川裕(前BASFポゾリス(株))

13:00~13:10 開会(宇治公隆 首都大学東京) 

13:10~14:00 エコセメントの特徴と施工事例、施工上の留意点(田中敏嗣 太平洋セメント(株))

14:00~14:50 非鉄スラグ骨材の特徴と施工事例、施工上の留意点(栗栖一之 日本鉱業協会)

14:50~15:05 休憩

15:05~15:55 高炉スラグ系材料の特徴と施工事例、施工上の留意点(壇康弘 新日鐵高炉セメント(株))

15:55~16:45 中・低品質再生骨材の特徴と施工事例、施工上の留意点(松田敦夫 (株)奥村組)

16:45~16:55 閉会(渡辺博志 (独)土木研究所)

・問合せ先:土木学会研究事業課 担当:村木敏晴(TEL:03-3355-3559/FAX:03-3355-5278)

詳しくは、

http://www.jsce.or.jp/journal/kaikoku/m201002/08.shtml

をご覧ください。

2010年3月3日水曜日

JPCF2010 呼びかけ人 募集中

 昨年のJPCJ2009に引き続き、JPCF2010にご賛同いただける経営者の方に、「呼びかけ人」としてご協力いただくことになりました。
 JPCF実行委員会は特定の組織に依存しない中間支援組織として活動しています。賛同者の多さがなによりもの支えであり、みなさんの呼びかけが、参加者を増やす最大のパワーとなります。今回の目標参加者は1,000名です。どうか昨年以上に、”呼びかけ人”として、熱烈に応援いただけるようお願いします。

<呼びかけ人へのお願い>

チラシ(暫定版)の裏面にある参加申込書の[呼びかけ人承諾]欄に○印をご記入の上、2名分の参加費(10,000円)をお振り込みください。呼びかけ人は各社の代表またはそれに順ずる方にお願いいたします。
・JPCF2010への参加者が一人でも増えるよう、お知り合いの方にお声掛けください。
・チラシ(最終版)と当日配布するパンフレットに、「呼びかけ人」のご氏名を掲載させていただきます。

JPCF2010 協賛・後援のお願い

コンクリート製品業界をとりまく環境はますます厳しくなり、各社・各団体の努力を超えたところで、オールプレキャストの視点から業界の変革を推進していく必要性が、さらに高まってまいりました。

そのような状況を背景として、昨年開催しました日本コンクリート製品ジャンボリーを充実・進化させ、日本コンクリート製品フォーラム実行委員会では、下記の通り日本コンクリート製品フォーラム2010を開催することにいたしました。

つきましては、コンクリート製品関連業種のみなさまのご協賛、コンクリート製品業界団体のご後援をたまわりたく、以下の通りご協賛・ご後援をお願いいたします。

関連企業のみなさま…協賛募集要項 (←ここをクリック)

業界団体のみなさま…後援募集要項 (←ここをクリック)

共通…チラシ(暫定版)、協賛後援申込書 (←ここをクリック)

2010年2月5日金曜日

日本コンクリート製品フォーラム2010(JPCF2010)の概要決定

日本コンクリート製品フォーラム2010(JPCF2010)の概要が決定しました。

チラシ(暫定版)は ここ をクリックしてください。

開催日:2010年5月26日(水)~28日(金)
会 場:グランドプリンスホテル新高輪 桜花/国際館パミール 北辰・慶雲・紅玉 (品川駅から徒歩5分、TEL.03-3442 -1111)
参加費:3-Day Passport 前売5,000円、当日 7,000円 ※27日のグランド・レセプション(懇親会)以外の食費は含んでいません。
主 催:日本コンクリート製品フォーラム実行委員会 TEL/FAX.03-3438-8700 E-Mail: jpcj.info@gmail.com

テーマ:コンクリート製品に未来はあるか? ~ジャンボリーからフォーラムへ、Next Stage フェーズ2~

<プログラム>

・5/26(水) 午後

 コンクリート製品協同組合対象のセミナー
 全国コンクリート製品協同組合理事長サミット
 前夜祭

・5/27(木) 終日

 パネルディスカッション「コンクリート製品に未来はあるか」
 セミナー① 世界のコンクリート製品(建築・土木)のトレンド/CPI編集長Gerhard Kloeckner 氏
 セミナー② これからの日本の国土交通行政/衆議院国土交通委員会委員長 川内博史 氏(打診中)
 基調講演 今、社会基盤整備はどうあるべきか/(社)コンクリート工学協会会長 阪田憲次 氏
 グランド・レセプション(懇親会)
 ※協賛企業の展示とプレゼンテーションを同時開催します。

・5/28(金) 午前

 国内外のコンクリート製品関連技術発表会

<開催趣旨>

 公共工事の削減に伴って、そこに使われるPCa製品の需要減少を覚悟していた経営者は多いと思います。それに備えて、場所打ちのPCa化に取り組んだ会社もあれば、建築や民需分野へ進出した会社もあります。そういう努力にも関わらず、PCa製品の販売量は減少の一途をたどっています。実際、ここまで落ち込むと予想していた人は、そう多くはないのでしょう。
 業界団体の会議では、暗い話が横行し、「こんな時代に誰がした」という恨み節さえ聞こえてきそうです。「○○党が悪い」「政府の景気対策が悪い」「公共事業は必要だ」と、内輪でボヤいていてもどうにもならないことはわかっちゃいるけど、やめられない。この業界の悲しいサガなのかも知れません。
 「企業は環境適応業」「強者生存ではなく、適者生存」…ビジネスの原則として、昔から語られてきた言葉です。どの会社も、どの業界も市場という環境の中に存在しています。市場の変化という大きな流れは、そうそう簡単に変えられるものではありません。その市場の変化に適応していくことが、それぞれの会社が、そして業界が生き残る唯一の道ではないでしょうか。
 変えられないものに対してボヤいているヒマがあるなら、変えられることを変えていこうじゃないですか。PCa業界のこの現状は、長年、変えるべきことを変えてこなかったことの結果なのではないでしょうか。結果には必ず原因があります。その原因を自らの中に見つけない限り、状況は好転しないと私たちは考えています。
 コンクリート製品に未来はあるか? そして、その未来は誰が創るのか? どう創るのか? 去年開催した日本コンクリート製品ジャンボリー2009での出会いを発展させ、今年は日本コンクリート製品フォーラム2010として、みなさんとともにオールプレキャストの視点で未来を創造する情報交換と討論を行いたいと思います。今年は多数の学会・政界のみなさまを来賓としてお招きする予定です。協同組合の連帯を育むため、全国連合会構想を進展させる場として、全国コンクリート製品協同組合理事長サミットも開催します。また、海外から講師も招聘し、よりグローバルな視点で各社と業界の発展の道を探っていきたいと思っています。

<注意事項>

① 3-Day Passport(チケット)は前売5,000円、当日7,000円です。このPassportで3日間ご参加いただけます。
② FAX.で申し込みの後、代金を振込完了確認後、参加登録させていただきます。(振込料はご負担ください)
③ 26日の全国コンクリート製品協同組合理事長サミットと前夜祭は別途参加費(2010.2.4現在未定)が必要です。
④ 27日の昼食(ランチボックス)は事前申込2,000円です。申し込みされない場合は、各自でホテル内のレストランなどをご利用ください。
⑤ 宿泊は各自でご手配ください。楽天トラベルなどインターネット予約が割安です。
⑥ 入金後のご返金には応じかねますので、代理出席などの対処をお願いします。

<実行委員>

會澤 祥弘 會澤高圧コンクリート(株) 代表取締役
荒川 崇 ケイコン(株) 常務取締役
石川 利勝 (株)カンケン 代表取締役
大城 保一 (株)キョウリツ 専務取締役
大嶽 利彰 (株)丸治コンクリート工業所 代表取締役
大月 隆行 ランデス(株) 代表取締役
河田 浩喜 東洋工業(株) 代表取締役
北原 哲五郎 (株)タイガーマシン製作所 代表取締役
衣笠 仁浩 阪神工業(株) 代表取締役
黒澤 晴彦 (株)公共事業通信社 取締役
茂森 拓 (株)ヤマックス 専務取締役
高橋 武治 高橋カーテンウォール工業(株) 代表取締役
永井 義行 永井コンクリート工業(株) 代表取締役
永吉 哲郎 興建産業(株) 代表取締役
福田 康伴 (株)イズコン 専務取締役
本間 丈士 共和コンクリート工業(株) 代表取締役
前田 直之 前田製管(株) 代表取締役
町田 篤 マチダコーポレーション(株) 取締役副社長
村瀬 大一郎 昭和コンクリート工業(株) 常務取締役

2010年2月3日水曜日

宅地擁壁技術講習会のご紹介

 下記の通り、(社)全国宅地擁壁技術協会の主催で、宅地擁壁技術講習会が開催されます。今回の講習会は、例年通り国交省の担当官からのご講義をいただきますが、新たな試みとして、市民目線での宅地防災について、NPO法人地盤防災ネットワークの村田氏(岐阜大学客員教授)よりご講義いただきます。地盤防災ネットワークは、役所が出来ないこと、我々業界団体が出来ない市民の皆様へのサービス(セミナー、宅地地盤調査)を提供されているNPO法人です。市民社会という視点から防災を考えることも重要だと思います。

日時:平成22年 3月 4日(木) 10:30~16:20
場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷 2階「白樺」
参加対象:地方公共団体、建設関係独立行政法人、建設コンサルタンツ協会会員、全国土木コンクリ-トブロック協会会員、全国宅地擁壁技術協会会員等
会費:10,000円(昼食代は含まれていません。)

主催:(社)全国宅地擁壁技術協会(TEL.03-5294-1481)
協賛:(社)建設コンサルタンツ協会、(社)全国土木コンクリ-トブロック協会
後援:国土交通省(予定)

講演:

・宅地耐震化推進事業について…国土交通省都市・地域整備局 都市・地域安全課 企画専門官 大坂 剛 氏
・建築基準法令について…国土交通省住宅局 建築指導課 構造係長 竹原 創平 氏
・住民主導の宅地耐震活動の促進事例について…NPO地盤防災ネットワーク(岐阜大学 客員教授) 村田 芳信 氏